“トランプおろし”共和党内で広がる 女性蔑視発言[2016/10/09 11:47]

 アメリカ大統領選挙、共和党候補のトランプ氏の過去の女性蔑視発言が発覚したことを受けて、党内からは支持の撤回や選挙戦からの撤退を求める声が相次いでいます。

 7日、トランプ氏が過去に「スターになれば女性を思うままにできる」など女性をさげすむ発言を繰り返す音声が公開されました。これを受けて、2008年の大統領選挙の共和党候補・マケイン上院議員が「いかなる女性もこのような不適切な言動の犠牲になるべきではない。トランプ氏には投票しない」とする声明を発表しました。他の共和党議員からも支持の撤回に加えて、選挙戦からの撤退を求める声が相次いでいます。
 共和党・トランプ氏:「(Q.選挙戦を続けますか?)100%(続ける)」
 トランプ氏は9日、2回目の候補者討論会に臨みますが、この女性蔑視発言などを追及され、1回目に続いて劣勢に立たされる可能性もあります。

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