女性蔑視発言で窮地 “トランプ離れ”大物議員にも[2016/10/09 17:39]

 アメリカ大統領選挙で共和党候補のトランプ氏による女性蔑視発言が発覚したことを受け、党の有力者が相次いで支持を撤回するなど「トランプ離れ」の動きが広がっています。

 トランプ氏:「スターなら女性は何でもさせてくれる」
 女性をさげすむ過去の発言についてトランプ氏は謝罪し、「発言内容は私の人格を反映していない」と弁解しました。
 トランプ氏:「私はその発言をした。間違っていた。謝罪する」
 共和党の副大統領候補のペンス氏は、引き続きトランプ氏を支持するとしたものの、「許し難く、擁護できない」とする声明を発表しました。また、ライアン下院議長やマケイン上院議員ら党内の有力者ら60人以上が発言を非難する声明を発表し、選挙戦からの撤退を求める声も相次いでいます。
 トランプ氏:「(Q.選挙戦を続けますか?)100%(続ける)」
 トランプ氏は9日夜、2回目の候補者討論会に臨みますが、民主党のクリントン氏からこの女性蔑視発言を追及され、1回目に続いて劣勢に立たされる可能性もあります。

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