米大統領選の討論会 クリントン優勢、トランプ健闘[2016/10/11 05:52]

 アメリカ大統領選挙の2回目の討論会が終わり、アメリカの主要メディアは、民主党のクリントン氏が優勢だったが、女性蔑視発言などで窮地に陥っていた共和党のトランプ氏も持ちこたえたと論評しました。

 ワシントン・ポスト紙は「クリントン氏がトランプ氏に多くの打撃を与え、個人攻撃に対しても冷静で勝利した」と解説しました。一方、FOXニュースは「トランプ氏は容赦ない攻撃で女性蔑視発言問題の影響を止めた」と報じました。CNNは「討論会後の世論調査でトランプ氏が予想以上に健闘したと答えた人が63%いて、最後の討論会に望みをつないだ」と指摘しました。ただ、トランプ氏が女性蔑視発言を「ロッカールームでの雑談に過ぎない」と弁明したことについては、複数のプロスポーツ選手が「あのような発言はどこのロッカールームでも聞いたことがない」と非難の声を上げています。

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