中国主導の国際会議開幕 “南シナ海”など安保論議[2016/10/11 11:57]

 各国の防衛担当者が集まり、安全保障について話し合う中国主導の国際会議が北京で始まりました。

 中国・常万全国防相:「(今の世界のリスクは)各国が軍事分野で優位さを求め、常に軍事同盟を強化し、他国の安全を犠牲にして自らの安全を追求していることだ」
 「香山フォーラム」と呼ばれるこの会議には、日本やフィリピンなど59カ国の防衛担当者らが参加しています。南シナ海問題についても話し合われる予定で、中国は仲裁裁判所で退けられた主張を再び国際社会にアピールする見込みです。また、安全保障分野で中国主導の枠組みを作る狙いもあるとみられます。

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