日本など59カ国の防衛担当者らが安全保障について話し合う国際会議で、中国とロシアがそろって韓国へのミサイル防衛システムの配備に反対しました。
中国とロシアは、迎撃ミサイルシステム「THAAD」の韓国への配備について「アメリカの一方的な行動が世界の安全を脅かしている」と強く非難しました。アメリカはヨーロッパでもミサイル防衛システムの配備を進めていて、包囲されることを懸念する中国とロシアが共同で対抗した形です。その中国とロシアは、コンピューター上で行うミサイル防衛の合同訓練を今年に続いて来年も実施するとしていて、アメリカへの対抗姿勢を強めています。
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