バッハIOC会長来日 “計画変更”への見解に注目[2016/10/18 11:46]

 IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長が来日しました。東京オリンピックの会場計画の見直しを検討している小池都知事と18日午後に会談します。

 (岩崎多佳子記者報告)
 18日午前に到着したバッハ会長は、日本オリンピック委員会の武田会長に出迎えられ、終始、穏やかな表情でした。会談について問われると、「後で話す」と話しました。
 IOC・バッハ会長:「組織委員会や都知事と建設的な会談を行い、素晴らしい2020年東京五輪を開催する」
 会場計画では、コスト削減のためボート・カヌー会場の「海の森水上競技場」を宮城県の長沼ボート場に変更する案などが小池都知事に示されています。こういった計画の変更にはIOCや国際競技団体の承認が必要で、計画の見直しを検討する動きにバッハ会長がどのような見解を示すのか注目されます。バッハ会長は、丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣らとも18日に会談する予定です。

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