ウクライナ問題 関係国が停戦に向け行程表作成へ[2016/10/20 23:46]

 ウクライナ問題を巡る関係国の首脳会議が行われ、停戦合意の実現に向けた行程表を作成することで合意しました。

 19日にベルリンで開かれた会議には、ドイツ、フランス、ロシアとウクライナの首脳が参加しました。紛争地帯での地方選挙の実施や重火器の撤収などを盛り込んだ停戦合意の実現のため、11月末までに行程表を取りまとめることで一致しました。シリア問題についても意見交換が行われ、フランスとドイツの首脳はロシアによる空爆を「戦争犯罪」などと非難して、新たな制裁措置も辞さない姿勢を示しました。これに対してロシアのプーチン大統領は、18日に発表したシリアのアレッポへの空爆停止を当面、継続する考えを表明しました。

こちらも読まれています