「期限設けるべきでない」平和条約巡りプーチン氏[2016/10/28 14:55]

 ロシアのプーチン大統領は、北方領土問題の解決を含む日本との平和条約締結について、交渉に期限を設けるべきではないという考えを示しました。

 ロシア、プーチン大統領:「(平和条約締結交渉に)期限を設けてはならない。それは不可能だし、有害だ」
 プーチン大統領は27日、北方領土などを巡る両国の問題解決について、「いつになるか、そもそも実現するかも今は分からない」と話しました。また、中国と長年、争っていた国境線の確定で合意した例を引き合いに出し、「日本との関係はそこまでの質に至っていない」との認識を示しました。12月の訪日を控えて領土問題の解決に期待が高まるなか、日本側を牽制(けんせい)した格好です。

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