クリントン氏に逆風 新たなメール存在で捜査再開へ[2016/10/29 11:52]

 アメリカ大統領選挙の投票日が迫るなか、FBI(連邦捜査局)は、民主党候補のクリントン氏の私用メール問題で新たなメールの存在が分かったとして捜査を再開したことを明らかにしました。

 FBIのコミー長官は28日、議会に書簡を送って捜査の再開を伝えました。捜査の終了時期やメールの内容の重要性は分からないとしました。FBIは7月に違法とはいえないとして、いったん捜査を終えていました。
 民主党・クリントン氏:「7月に出た結論が覆されることはないと確信している」
 クリントン氏は緊急会見し、FBIはすべての情報を国民に公表すべきだと訴えました。共和党候補のトランプ氏は「クリントン氏ほど腐敗している人はいない」と早速、批判していて、優勢とみられていたクリントン氏に逆風となることは必至です。

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