イタリアで8月から地震頻発 避難者10万人超の恐れ[2016/10/31 17:14]

 イタリアでまたしても発生した地震で、避難者が増え続けています。

 イタリア中部ノルチャ近郊が震源の30日に発生した地震では、約20人がけがをしましたが、死者や行方不明者は出ていないということです。8月から相次ぐ地震で多くの住民がすでに自宅から避難していたため、被害を免れたとみられています。一方で避難者は増え続け、地元当局は10万人を超える恐れもあるとみています。バスや車の中で過ごす住民もいて、過酷な避難生活を強いられています。地質学者は、今後も同規模の余震が起きる可能性を指摘しています。

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