トランプ・プーチン電話会談「強く永続的な関係を」[2016/11/15 10:30]

 アメリカのトランプ次期大統領は「オバマ氏より優秀な指導者」と何度も称賛していたロシアのプーチン大統領と選挙後、初めて電話会談し、米ロ関係の改善を進めていくことで一致しました。

 会談については、トランプ氏の政権移行チームとロシア大統領府が同時に発表しました。2人は「現在の米ロ関係は全く満足できない状態にある」という認識で一致し、経済など幅広い分野で協力することやテロとの戦いに共同で臨むことで合意しました。トランプ氏は、プーチン大統領に「強く永続的な米ロ関係を作ることを非常に楽しみにしている」と関係改善への強い意欲を伝えました。トランプ氏は選挙中、プーチン大統領を優秀な指導者だと何度も賞賛していて、ロシアのクリミア併合を容認する考えを示唆したり、ロシアにクリントン氏のメールのハッキングを促すなどロシア寄りの姿勢を鮮明にしていました。

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