ロシア政府 ICCへの加盟取りやめを発表[2016/11/17 06:00]

 クリミア半島の併合などを巡って国際的に批判されているロシアがICC(国際刑事裁判所)への加盟を取りやめると発表しました。

 ロシア政府は16日、プーチン大統領がICCへの加盟を取りやめる決定を下したと発表しました。理由について「独立した権威ある裁判所でなく、無力で不公平」だとしています。インタファクス通信によりますと、大統領府のペスコフ報道官は2014年のロシアによるクリミア半島の併合について、ICCが「軍事紛争」と評価したことも一因だという認識を示しました。ロシアは2000年にICCを設立するための条約には署名していますが、正式な加盟国にはなっていませんでした。

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