ペルーで首脳会議開催へ TPPの重要性を確認[2016/11/20 00:22]

 TPP(環太平洋経済連携協定)に参加する12カ国の首脳会議がまもなくペルーで開かれます。牽引(けんいん)役のアメリカで議会の承認手続きが困難となっているなか、TPPの重要性を改めて確認します。

 TPPの首脳会議は今年2月に署名してから初めてで、安倍総理大臣やアメリカのオバマ大統領らが出席します。会議ではそれぞれの国の首脳が、TPPがアジア太平洋地域の成長に重要であることを改めて強調し、早期発効に向けて努力することを確認します。ただ、アメリカではトランプ次期大統領がTPP離脱を掲げ、議会での承認手続きが困難になっています。アメリカ抜きで発効を目指すべきだという声も出始めていて、首脳会議で参加国の足並みをそろえることができるか注目されています。

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