オバマ大統領、最後の米中会談 北朝鮮に強硬姿勢[2016/11/20 11:18]

 アメリカのオバマ大統領は、訪問先のペルーで、中国の習近平国家主席と会談し、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対して、強硬な姿勢で臨むことを確認しました。

 オバマ大統領:「習主席と私は、北朝鮮の挑発行為に強く反対することで結束している。朝鮮半島の非核化に向け取り組みを強化していく」
 オバマ大統領は、南シナ海問題についても触れ、すべての当事者に対し、緊張を緩和し、平和的に解決するよう改めて促しました。トランプ次期大統領が、温暖化対策の枠組み「パリ協定」からの脱退を主張するなど、政権移行による外交関係の変化について、習主席は「関係の円滑な移行を確実にすることを願っている」と述べました。オバマ大統領にとっては、今回が中国首脳との最後の会談となります。

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