トランプ氏勝利の後 人種差別などで脅迫行為広がる[2016/11/30 16:54]

 アメリカ大統領選でトランプ氏が勝利した後の10日間で、人種差別や偏見に基づく脅迫行為などが全米で広がっている実態が人権団体の報告書で明らかになりました。

 人種差別の実態などを調査している南部貧困法律センターがまとめた報告書によりますと、トランプ氏が大統領選に勝利してから10日間で、人種差別や偏見に基づく嫌がらせや脅迫行為が全米で少なくとも867件に上りました。行為は公共施設や学校などあらゆる場所で起きていて、半数以上は黒人や移民が標的にされているということです。
 南部貧困法律センター、リチャード・コーエン代表:「我々の国に影響を与えた憎しみの広がりに驚いたふりをする代わりに、トランプ氏はその責任を取り、引き起こした被害を修復する必要がある」

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