ハリケーン被害のハイチ 「さらなる支援が必要」[2016/12/08 23:43]

 10月にハリケーンで甚大な被害を受けたハイチで支援活動を行った国際NGOの職員が帰国し、現地の状況について、まだ復興は十分ではなく、さらなる支援が必要だと呼び掛けました。

 カリブ海の島国ハイチは、10月にハリケーン「マシュー」の直撃を受け、500人以上が死亡するなど大きな被害を受けました。国際NGOの職員・池上亜沙子さん(33)は約1カ月間、現地で支援が行き届きにくい障害を持った人々を中心に物資を配布する活動を行いました。
 AAR(難民を助ける会)池上亜沙子さん:「(アクセスが悪い)奥地に行けば行くほど支援が届きにくくて復興が遅いという印象があります。政府同士の道路を直すとか橋を直すとか、そういう協力体制がもっと取れていたらいいなというふうに思いました」
 また、池上さんは復興を進めるために一般の人々にもハイチの状況について、もっと知ってもらいたいと話しました。

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