ワシントンで「慰安婦像」公開 正式な設置目指す[2016/12/11 12:27]

 韓国などで設置されて議論を呼んでいる従軍慰安婦を象徴する少女の像が、アメリカの首都ワシントンで公開されました。

 韓国から運ばれてきた像は、正式な設置場所は決まっておらず、一日だけ公開される運びとなりました。少女像の設置を進める市民団体が主催したセレモニーには、元慰安婦や関係者らが参加しました。像はソウルの日本大使館の前に置かれているものと同じ大きさです。市民団体は、教会や大学などにこの像の受け入れを呼び掛けていて、来年の春までには正式な設置場所を決めたいとしています。
 主催団体の女性:「少女像はいまだ『慰安婦』に対する尊厳や正義を探ろうと闘っている証です。私たちは、ワシントンの人たちに『慰安婦』問題を明らかにしたいのです」
 像が正式に設置されれば、アメリカではカリフォルニア州、ミシガン州に次いで3カ所目となります。

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