90歳の女王陛下も公務縮小へ でも忙しさ変わらず[2016/12/21 11:53]

 イギリスのエリザベス女王が高齢を理由に公務の数を減らすことになりました。

 イギリス王室は20日、エリザベス女王が今年、90歳の節目を迎えたことをきっかけに一部の団体の名誉総裁などの仕事から退くと発表しました。女王の負担を減らすためで、今後、数カ月かけて他の王室メンバーに仕事を引き継ぐ予定です。退くことが決まったのはスポーツや子どもの福祉支援、動物愛護などの25団体です。その多くで他の王室メンバーもすでに一緒に公務を務めていたため、引き継ぎはスムーズに行われるとしています。女王の夫のフィリップ殿下も2011年に90歳を迎えたのをきっかけに公務を減らしたことに倣った形です。ただ、女王が名誉総裁などを務めている団体は600以上もあるため、今回の削減後も多忙な日々は続きそうです。

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