新たな慰安婦像を設置も撤去 日韓合意に反発根強く[2016/12/28 17:32]

 日韓合意から1年となる28日、新たな慰安婦像の設置が強行されました。

 正午すぎ、釜山の日本総領事館前に市民団体が突然、慰安婦像を置きました。設置は違法だとする警察と小競り合いになった後、像は撤去されました。また、ソウルにある日本大使館前では、約700人が「1年前の合意は破棄すべきだ」と訴えました。その後、韓国外務省までデモ行進するなど、いまだに反発の声が根強くあります。一方、日韓合意に基づいて設立された財団によりますと、合意の時点で生存していた元慰安婦46人のうち、7割以上が事業内容を受け入れました。このうち、31人への現金支給が年内に完了します。韓国外務省は、「この1年、合意は着実に履行されていて、今後も最善の努力をする」としています。

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