中国の空母艦載機「殲15」が南シナ海で初の飛行訓練[2017/01/03 17:33]

 中国の空母「遼寧」が2012年の就役以来、初めて、南シナ海で艦載機「殲(せん)15」の飛行訓練をしたと中国メディアが伝えました。

 訓練に参加した軍人:「訓練の条件は複雑で困難やプレッシャーも大きいが、研究と準備を通じて飛行技術と安全レベルを高めていきたい」
 中国国営テレビによりますと、遼寧は2日、南シナ海で艦載機の発着訓練をしました。中国海軍系のメディアは、南シナ海で遼寧の艦載機「殲15」が飛行したのは初めてだとしています。中国メディアは遼寧が年末年始に訓練する様子を連日、報道しています。遼寧はこの後、台湾海峡を通過して戻るという見方もあり、台湾の蔡英文総統や20日に大統領に就任するアメリカのトランプ氏を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられます。

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