台湾との「交流協会」改名で… 中国が強い不満[2017/01/03 23:12]

 台湾に日本が設置している窓口機関「交流協会」が名称を「日本台湾交流協会」に変更したことについて、中国外務省が「強い不満」を表明しました。

 交流協会は1972年に日本が台湾と断交したことを受けて、台湾との窓口になる機関として設立されました。日本側は中国が主張する「一つの中国」の原則に配慮し、これまで「日本」や「台湾」という表現を使ってこなかったとみられますが、交流協会の認知度の低さなどが指摘され、今回、名称変更に踏み切ったということです。これに対し、中国外務省は「二つの中国を作り出すあらゆるたくらみに断固、反対する」と日本への強い不満を表明しました。

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