「ロシアが関与」 トランプ氏が選挙後初会見[2017/01/12 05:50]

 アメリカのトランプ次期大統領が記者会見を開き、大統領選挙でロシアがサイバー攻撃を仕掛けたと初めて関与を認めました。

 トランプ次期大統領:「サイバー攻撃に関してはロシアがやったと思う。しかし、私たちは他の国や人たちからもサイバー攻撃を受けている」
 トランプ氏はこれまで、大統領選挙でサイバー攻撃を仕掛けたのはロシアだとするアメリカ政府の結論に懐疑的な見方を示していましたが、「ロシアの仕業」と明言しました。その一方で、「プーチン大統領が私のことが好きであれば、それはプラスだ」としてロシアとの関係改善に意欲を示しました。また、これまで手掛けていた事業が大統領の職務遂行に支障を来さないようにするため、2人の息子に経営を譲り、口出しをしない意向を明らかにしました。トランプ氏が記者会見を開いたのは去年7月以来で、11日の会見でも記者の質問に対して「偽ニュースだ」などと批判する場面もあり、トランプ氏と大手メディアのあつれきが改めてあらわとなりました。

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