就任式準備進む…トランプ氏、改めてメキシコを標的[2017/01/16 11:48]

 今週末に迫ったアメリカのトランプ次期大統領の就任式のリハーサルが行われました。

 ワシントンの議会前では、トランプ氏に似た体格の男性が代役となって宣誓しました。AP通信によりますと、男性は陸軍所属で、トランプ氏により似て見えるように赤いネクタイを購入したということです。就任式の人出はオバマ大統領の時の半分の最大90万人と予想されています。
 一方、トランプ氏はイギリスやドイツのメディアの取材に応じ、ドイツのメルケル首相が多くの難民を受け入れたことを「非常に壊滅的な過ちを犯した」と批判しました。また、ロシアとは制裁解除と引き換えに核兵器の削減交渉を進める可能性を示唆しました。
 トランプ次期大統領:「誰もが国を破壊するような人を入国させたくない。私が政権に就いた初日に(メキシコとの間に)強力な国境を築くよう最初に指示する」
 さらに、自動車業界に限らず、メキシコに工場を移した企業には「多額の国境税を課す」と改めて警告しました。

こちらも読まれています