サムスングループ“トップ”に逮捕状請求[2017/01/16 13:35]

 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友・崔順実(チェ・スンシル)被告による国政介入事件を巡り、特別検察官の捜査チームは、崔被告側への贈賄容疑などでサムスングループトップの逮捕状を請求しました。

 サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長は、サムスングループの企業合併を韓国政府が後押しする見返りに、崔被告側に資金を提供した贈賄などの疑いが持たれています。サムスングループは、崔被告が実質的に支配する財団に約20億円を拠出するなどしていました。特別検察官の捜査チームは、事実上のグループトップの李副会長が企業合併や資金提供を把握していたとみて、12日から22時間にわたって取り調べをしていました。

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