メキシコ経済成長率を下方修正 トランプ氏影響考慮[2017/01/17 11:51]

 IMF(国際通貨基金)はアメリカのトランプ次期大統領の影響を考慮し、メキシコの経済成長率を大幅に下方修正しました。

 IMFは16日に今年の世界経済の見通しを発表し、アメリカ経済について、トランプ氏が掲げる積極的な財政政策を踏まえ、成長率を0.1ポイント上方修正してプラス2.3%としました。一方、メキシコについては、トランプ氏から批判を受けた企業が工場建設計画を撤回する動きが相次いでいることなどから、成長率を0.6ポイント下方修正してプラス1.7%にとどまるという見通しを示しました。そのうえで、保護主義的な貿易政策の動きがリスクだと分析しました。

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