消息不明のマレーシア航空機 捜索中止を発表[2017/01/17 22:52]

 2014年に南シナ海の上空で消息を絶ったマレーシア航空機について、捜索活動を行ってきたマレーシアなど3カ国は捜索を中止したと発表しました。

 2014年3月、乗客乗員239人を乗せたクアラルンプール発北京行きのマレーシア航空370便は、南シナ海の上空で消息を絶ちました。マレーシアとオーストラリア、中国の3カ国は、墜落したとみられるインド洋に設定した約12万平方キロメートルの海域の捜索を続けてきました。17日、3カ国の政府は共同声明を発表し、「最新の技術を使っても発見することができなかった」として捜索を中止することを発表しました。2015年には、インド洋にあるフランス領レユニオン島で翼の一部が見つかっていました。今回の中止発表によって捜索は事実上、打ち切られ、真相は解明されないままとなる見通しです。

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