日系企業に不安広がる 対メキシコ貿易協定見直し[2017/01/19 11:50]

 メキシコに進出している日系企業の間では不安が広がっています。

 貿易協定でアメリカへの輸出に関税がかからないメキシコには、日本から自動車メーカーなど1000社以上が進出しています。
 芦森工業のメキシコ現地法人・藤田俊弘社長:「当社の場合、すでに投資を決定して隣に第2工場を建設している。その第2工場をフルに動かせるかどうかはトランプ氏の政策にかかっている」
 トランプ次期大統領がNAFTA(北米自由貿易協定)の見直しやメキシコでの工場新設への批判を展開するなか、現地の日系企業は設備投資などの戦略の練り直しを迫られています。

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