サムスン“事実上トップ”逮捕状棄却 国政介入事件[2017/01/19 11:54]

 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友・崔順実(チェ・スンシル)被告による国政介入事件を巡り、サムスングループの事実上のトップについて裁判所は逮捕状の請求を退けました。

 特別検察官の捜査チームはサムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長について、崔被告らに対する贈賄などの疑いで逮捕状を請求していました。ソウル中央地裁は19日午前5時前、「法律的評価を巡る争いの余地があり、逮捕の必要性を認めにくい」として請求を棄却しました。李副会長は「朴大統領からの強要で崔被告らを支援した」と容疑を否認していました。捜査チームは「必要な措置を考えて揺るぎなく捜査を進める」とコメントしましたが、今後の捜査に影響が出そうです。

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