「少女像は文化遺産に期待」韓国・釜山市の区長[2017/01/19 23:47]

 韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦問題を象徴する少女像が設置された問題で、地元自治体トップが「歴史に残せる文化遺産になることを期待する」と撤去しない考えを示しました。

 釜山市東(トン)区の朴三硯(パク・サムソク)区長は19日午前、日本総領事館前に設置された慰安婦問題を象徴する少女像を視察しました。朴区長は、日本が撤去を求めていることについて「私は撤去できる力を持っていない」としたうえで、「歴史に残せる文化遺産になることを期待する」と述べました。また、少女像を保護するため、防犯カメラを設置する意向も示しました。釜山市東区は、少女像が設置された際にはいったん強制撤去したものの、抗議が殺到し、朴区長がその後、設置を容認しました。

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