メキシコ工場中止のフォードに賠償請求 不買運動も[2017/01/20 10:31]

 アメリカの自動車大手「フォード・モーター」がトランプ次期大統領の批判を受けてメキシコでの工場新設を中止したことについて、メキシコ側がフォードに賠償金を請求していることが分かりました。

 工場の建設予定地だった州の政府の責任者はANNの取材に応じ、フォードと賠償金について交渉していることを明らかにしました。
 サンルイスポトシ州経済開発局長:「州政府が工場に投資した額は約10億ペソ(=52億円)に上る。建設のキャンセル料やすでに購入した資材などについて賠償を求めている」
 交渉は来週中にはまとまる見通しだということですが、メキシコ国内ではフォードの製品に対する不買運動が始まるなど反発も広がっています。

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