竹島上陸「警戒態勢確認のため」 日本大使館が抗議[2017/01/25 15:00]

 韓国東部の慶尚(キョンサン)北道の知事が島根県の竹島に上陸し、ソウルの日本大使館が「日本固有の領土である竹島に上陸したことは遺憾だ」として韓国政府に抗議しました。

 竹島の管轄権を主張する韓国の慶尚北道は25日午前、金寛容(キム・グァンヨン)知事が竹島に上陸したと発表しました。金知事は消防のヘリコプターで竹島に到着して視察し、現地に駐留している警備隊員らと食事をしたということです。上陸の目的については「島を巡って日本政府が最近、相次いで誤った発言をしている。警戒態勢を直接、確認して警備隊員を激励するためだ」と説明しています。これを受けて、ソウルの日本大使館の公使が韓国外務省の北東アジア局の審議官に「日本固有の領土である竹島に上陸したことは遺憾で、受け入れられない」と電話で抗議しました。

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