トランプ氏発言を懸念 「終末時計」残り2分30秒[2017/01/27 05:51]

 アメリカの科学雑誌が毎年、発表する人類に残された時間を象徴的に示す「終末時計」は、トランプ大統領の影響で残り2分30秒となりました。

 終末時計はアメリカの科学雑誌がこの1年の出来事を踏まえて毎年、発表している世界の終わりまでの時間を象徴的に示すものです。去年は残り3分でしたが、今年はトランプ大統領の核や地球温暖化問題への発言などを懸念して30秒進められ、残り2分30秒となりました。
 「終末時計」委員会・ピッカリング元米国連大使:「トランプ大統領は(選挙戦中に)韓国や日本が北朝鮮に対抗するために核兵器を持つことを提案するような核兵器に関する思いつきの発言をした」
 また、別の委員は、地球温暖化対策にトランプ大統領は「公然と反対するだろう」と危機感を示しました。

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