「1984」販売急増 トランプ時代に重ねる?読者[2017/01/28 15:55]

 アメリカで、トランプ大統領就任の前後から、独裁国家の恐怖を描いた小説の販売数が急増しています。

 半世紀以上前に出版された小説「1984年」は、独裁国家が歴史を改ざんし、国民の思考を抑え込む恐怖を描いています。
 ニューヨークの書店広報担当:「『1984年』の売り上げがここ2週間で急激に伸びて、通常の4倍売れている」
 書店を訪れた客:「(Q.なぜ売れているのか?)我々が信じてきた素晴らしい民主主義がこれからも続くか不安になってきたから」
 販売数は特に、大統領報道官が就任式の人出を「過去最高」と主張し、側近がこの発言を「もう一つの事実」という言葉で擁護した後に急増したということです。

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