「イスラム国」打倒へ協力 米ロ首脳が電話会談[2017/01/29 10:56]

 トランプ大統領は、関係改善に意欲を示すロシアのプーチン大統領と電話で会談し、過激派組織「イスラム国」の打倒に向けて協力することで合意しました。

 ロシア大統領府によりますと、28日に行われた就任後、初めての電話会談では、テロ対策のため「イスラム国」との戦いで協力することで一致しました。また、シリア問題に加え、イランの核開発や朝鮮半島情勢などについても議論が交わされました。両首脳は、経済関係の修復が良好な米ロ関係の発展につながるとしていて、実際に面会しての会談を実現するため、日時や場所について検討に入るということです。一方、インタファクス通信によりますと、現在、欧米諸国がロシアに科している制裁の解除については議題に上がりませんでした。

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