“入国禁止令”批判に「好きなように呼べばいい」[2017/02/02 11:46]

 イスラム圏7カ国からのアメリカ入国を一時的に禁止する大統領令について、トランプ大統領はこれまで「入国禁止令ではない」としていましたが、「好きなように呼べばいい」と改めて正当性を主張しました。

 トランプ大統領は、ツイッターに「大統領令が『入国禁止令』なのかどうかで騒いでいるが、好きなように呼べばいい。悪意を持った悪者を国に入れないためだ」と書き込みました。また、ホワイトハウスでの会合で「私はCNNは見ない、嘘のニュースを見るのは嫌いだ」と述べ、入国禁止を批判しているアメリカのメディアのなかから一部メディアの名前を挙げて非難しました。
 メイ首相:「私は(トランプ氏の)政策が間違っていると思う。私たちは違う立場を取るし、今後もこの国に難民が来ることを歓迎する」
 一方、イギリスのメイ首相は「トランプ氏から事前に難民の入国禁止について話を聞いていたら、答えは『ノー』だった」と述べ、トランプ大統領の政策を支持しない考えを示しました。また、国連のグテーレス事務総長も、大統領令が「国連の基本原則を無視している」として「速やかに撤回すべき」と述べました。

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