米研究機関が分析「西沙諸島で中国の軍事化進む」[2017/02/09 13:51]

 南シナ海のパラセル諸島で、中国が島の軍事拠点化を進めているとアメリカの研究機関が衛星画像の分析結果を公表しました。

 アメリカの研究機関「CSIS(戦略国際問題研究所)」がまとめた分析では、中国が南シナ海のパラセル諸島にある3つの島に軍と民間の大型艦船を止められる港や5つの島にヘリコプターの発着場などを建設したということです。また、ウッディー島には去年初めに地対空ミサイルが配備され、「島の北岸にまだ残されているようだ」と分析しています。CSISによりますと、ウッディー島は2013年以降、中国が他の岩礁の基地を改良するためのモデルにしていて、近く地対空ミサイルなどが他の島にも配備される可能性があると指摘しています。

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