岸田大臣 米国務長官と初会談 協力強化で一致[2017/02/11 02:59]

 安倍総理大臣とともにアメリカを訪問している岸田外務大臣はティラーソン国務長官と初めて会談を行い、厳しい安全保障環境のなか、日米間の協力を強化していくことで一致しました。

 岸田大臣がティラーソン長官と直接会談するのは初めてで、会談は国務省で約30分間行われました。岸田大臣とティラーソン長官はアジア地域を巡る安全保障環境が厳しいなか、日米同盟と協力の強化が重要だという認識で一致しました。沖縄県のアメリカ軍普天間基地を巡っては、沖縄県名護市辺野古への移設が唯一の解決策であることを確認しました。また、トランプ大統領が離脱を決めたTPP(環太平洋経済連携協定)について、岸田大臣は経済的、戦略的意義があると強調した一方で、ティラーソン長官は「日米2国間の経済関係の発展が重要だ」と答えたということです。

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