「日本を100%支持」日米首脳共同発表の舞台裏は(2017/02/12 16:43)

 日米両首脳が親交を深めている最中、12日朝に北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射しました。トランプ大統領の会見での発言が「我々アメリカは同盟国である日本を100%支持します」。事前に用意していたものと違って非常に短い一言でした。なぜ、用意していた文言と違ったものになったのでしょうか。

 (山下達也記者報告)
 コメントが短くて不十分であるとメディアで思い切り指摘されています。これはトランプ政権の準備不足、内部でのコミュケーション不足があるようです。この辺のコメントは、ホワイトハウススタッフや同行している人たち、補佐官らと日本政府側が詰めたそうです。安倍総理大臣がコメントしたような内容の部分は、重複する部分まではトランプ大統領は読まずにいこうというような話もあったようです。トランプ大統領が意図的に省略したのかもしれません。ただ、今のホワイトハウスの現状がどうもスタッフに自信がなく、トランプ大統領に安全運転をさせたい、込み入ったコメントや案は上げにくいという現状があるそうです。また、北朝鮮のミサイル問題ですが、韓国への言及もありませんでした。そのため、補佐官がその後、韓国政府と電話で協議もしていました。とにかく、トランプ大統領側の準備不足が垣間見えたというところです。
 (Q.総理1人で報道陣の取材に応じる予定が急きょ、共同発表になった経緯は?)
 大きい動きがあり、たまたま首脳が一緒に会談している時は、合同でメッセージを出そうというのはこれまでもよくあることです。このメッセージを出そうという今回の動きはアメリカ側が提案したということですが、それにしてはコメントが短いのでよく分からないところです。ただ、トランプ政権はオバマ前大統領から引き継ぎの時、北朝鮮問題を相当高いレベルの最重要課題の一つだと引き継ぎを受けたというアメリカの報道もあります。北朝鮮側がアメリカに届く弾道ミサイルの開発や核弾頭の搭載を言ってきています。トランプ政権も深刻に北朝鮮問題を捉えているというのは間違いありません。ただ、それにしてはこのコメントだったというのが非常に不可解なところではあります。

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