北方領土の無人島にロシアが命名 旧ソ連にちなみ[2017/02/14 06:39]

 ロシア政府は、北方領土などの無人島に旧ソビエトの軍人や政治家にちなんだ名前を付けたことを明らかにしました。

 タス通信によりますと、ロシアのメドベージェフ首相は、歯舞群島の無人島に第2次大戦直後の日本の占領政策に携わったデレビヤンコ将軍の名前を付けたことを明らかにしました。また、千島列島のウルップ島近くの島には、旧ソビエトで28年にわたって外相を務めたグロムイコ氏の名前を付けたということです。今回、命名された無人島にはこれまで名前がなく、ロシアの著名な人物にちなんだ名を付けることで実効支配を強調する狙いがあるものとみられます。

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