トランプ大統領の選挙スタッフ ロ諜報当局と接触か[2017/02/16 04:29]

 トランプ大統領の選挙スタッフらが大統領選挙の前の年にロシアの諜報当局者と電話で接触していたとニューヨーク・タイムズが報じました。

 15日付のニューヨーク・タイムズは複数の政府関係者の話として、トランプ大統領の選挙キャンペーンのスタッフらがおととし、ロシアの諜報当局の幹部と電話で繰り返し話をしたと報じました。傍受した通話記録で明らかになったということですが、傍受はロシアがアメリカの民主党全国委員会にハッキングしようとした時期と同じでした。また、トランプ大統領がプーチン大統領について言及するようになった時期とも重なっていて、アメリカ当局は、トランプ大統領の選挙スタッフがロシアと共謀して選挙を妨害をしようとしていたのかどうか調べていました。今のところ、関連を示す証拠は見つかっていません。ロシア側と通話したというポール・マナフォート氏は、取材に「馬鹿げている」と述べ、報道を否定しました。

こちらも読まれています