トランプ大統領 “米情報機関が傍受”の報道を否定[2017/02/17 08:01]

 アメリカのトランプ大統領が緊急会見を開き、大統領選挙中にスタッフがロシア政府関係者と電話で連絡していたのをアメリカの情報機関が傍受したという報道を否定しました。

 トランプ大統領:「情報機関から漏れた内容は真実だ、完全に真実だ。しかし、そのニュースは偽物だ。なぜなら多くのニュースが偽物だからだ」
 アメリカメディアは、大統領選挙中にトランプ陣営のスタッフがロシアの諜報(ちょうほう)当局と度々、電話していたことをアメリカの情報機関が傍受していたと報じました。トランプ大統領は、この報道は嘘だと主張しながら「情報がなぜ漏れたのか調査する」と述べたため、矛盾していると突っ込まれました。また、トランプ大統領は新たな入国禁止令を来週、発表すると明らかにしました。最初の入国禁止令については「大統領令署名から実施まで1カ月、間を空けるべきと提言したが、国土安全保障長官にすぐ実施すべきと押し切られた」と責任を転嫁しました。

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