朴大統領の弾劾にどう影響?サムスン“トップ”逮捕(2017/02/17 11:46)

 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友・崔順実(チェ・スンシル)被告による国政介入事件を巡り、サムスングループの事実上のトップが崔被告らに対する贈賄などの疑いで逮捕された李在鎔(イ・ジェヨン)副会長ですが、サムスングループ内で立場を強めるための合併で政府から支援してもらう見返りに、崔被告の支配する財団などに対して複数回にわたって資金提供していた疑いが持たれています。その資金提供が支援に対する賄賂なのかどうかが焦点です。今後の朴大統領の弾劾(だんがい)にどう影響するのでしょうか。ソウルから報告です。

 (高橋政光記者報告)
 朴大統領が収賄容疑で立件される可能性が出てきたため、弾劾が妥当とする判断を後押しすることになりそうです。先月、サムスン電子の李副会長の逮捕状が棄却されてから、韓国では国民からの強い批判もあったなか、別の裁判官の判断で逮捕状が出されました。新たな家宅捜索ではサムスングループの企業合併に大統領府が関与した証拠が見つかったとされ、裁判所が贈賄側の逮捕状を出した状況で朴大統領が事情聴取に応じるかが今後のポイントです。憲法裁判所の審理も来週に結審する見通しで、早ければ来月前半にも判決が出ます。弾劾が妥当とされれば朴大統領は罷免(ひめん)されます。また、この事件でサムスン電子の企業イメージが悪化し、韓国経済にも影響を与えるのではないかとの懸念も出ていて、混乱はしばらく続きそうです。

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