北方領土地域に新師団を配備 ロシア国防相が表明[2017/02/23 13:31]

 ロシアのショイグ国防相は北方領土を含む地域に新たに師団を配備し、軍備を強化する方針を表明しました。

 22日、議会で演説したショイグ氏は、北方領土を含むとロシア側が主張する「クリル諸島」に今年中に師団を配備する考えを示しました。また、去年、国後島や択捉島への展開が明らかになった最新鋭の地対艦ミサイルシステムについても、今年中に配備を完了するとしています。北方領土を巡ってロシア側は、今月に入って歯舞群島の無人島に旧ソビエトの軍人の名前を付けるなど、実効支配を強化する姿勢を鮮明にしています。

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