対北で「中国は影響力を」トランプ氏 核増強に意欲[2017/02/24 10:31]

 アメリカのトランプ大統領は、北朝鮮の弾道ミサイル発射について「非常に怒っている」と述べ、問題解決のために中国に影響力を行使するよう求めました。

 トランプ大統領:「中国は北朝鮮に大きな影響力がある。その気になれば簡単に問題解決できると思う。金委員長が行ったことに非常に怒っている。オバマ政権で処理されるべきだった」
 トランプ大統領はロイター通信のインタビューで、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことについて「非常に怒っている」と述べました。そのうえで、ミサイル防衛システムの配備を加速させることは「私たちが取ることのできる選択肢の一つだ」としています。一方、トランプ大統領は核戦力について「どの国にも後れを取るつもりはない」と、核なき世界を目指していたオバマ前政権の方針から転換し、増強していくことに意欲を示しました。

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