韓国外相 金正男氏殺害受け国際会議で北朝鮮非難へ[2017/02/27 11:47]

 金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件を受けて、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相がスイスで開かれる国際会議に急きょ出席し、北朝鮮の人権問題や化学兵器の脅威などを訴えることになりました。

 正男氏の遺体から猛毒のVXが検出されたため、韓国政府は27日からスイスのジュネーブで開かれる国連人権理事会と軍縮会議に尹外相の出席を急きょ決めました。当初は外務省の第2次官を派遣する予定でした。尹外相は出発前に「国際法上、禁止されている化学兵器を使用した点から、反倫理的かつ反人権的で国際社会が糾弾する状況だ」と述べました。また、北朝鮮の弾道ミサイル発射について「過去よりも強力な制裁をするべきだ」として各国と連携を図る考えを示しました。

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