台湾・鴻海会長 東芝の事業買収に意欲[2017/03/02 00:05]

 去年、日本の電機メーカーのシャープを子会社化した台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘会長が、今度は経営再建中の東芝のフラッシュメモリー事業買収に意欲を示し、自信があると明言しました。

 鴻海精密工業・郭台銘会長:「東芝のフラッシュメモリーは長く研究してきた。必ず勝てるとは言わないが、我々は自信もあるし、誠意もある」
 郭会長は、シャープを再生させた実績を強調し、東芝が売却を予定しているフラッシュメモリー事業についても鴻海が取得するメリットがあるとアピールしました。買収価格については明言を避けました。鴻海は中国南部に世界最大級の液晶パネル工場を建設するほか、アメリカでも大規模な投資を検討するなど攻めの経営を続けています。

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