マレーシアが北朝鮮の不法就労者約50人を強制送還へ(2017/03/16 11:49)

 金正男(キム・ジョンナム)氏の殺害事件を巡り対立が深まるなか、マレーシア政府は拘束している約50人の北朝鮮の不法就労者を今後、強制送還する方針です。現地から報告です。

 (冨坂範明記者報告)
 マレーシア東部、ボルネオ島にあるサラワク州に来ています。この州では以前から北朝鮮人の労働者を受け入れてきました。しかし、先週から今週にかけ、その多くが不法就労の疑いで拘束されました。ここから西に車で1時間ほど走ったところにある施設には約50人の北朝鮮人が収容されています。マレーシア政府は強制送還する方針ですが、施設の関係者は「北朝鮮とのマレーシア人の解放協議もあり、送還時期は不透明だ」としています。また、施設の食事を作っている男性は「北朝鮮の不法就労者は先週から拘束され、きのうは10人以上入ってきた。いつまでいるかは聞いていない」と話しています。ただし、不法就労者が強制送還されたとしても、北朝鮮にいるマレーシア人9人の解放につながる可能性は高くありません。地元メディアは、正男氏の遺体と9人を交換する可能性も指摘していて、解放に向けた交渉は16日も続けられることになります。

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