ドゥテルテ氏がミャンマー“少数派”支援で寄付[2017/03/21 17:02]

 ミャンマーを訪問したフィリピンのドゥテルテ大統領は、迫害を受けているイスラム系少数派「ロヒンギャ」への支援として、30万ドルを寄付することを表明しました。

 フィリピンのドゥテルテ大統領は、19日からミャンマーの首都ネピドーを訪問し、アウン・サン・スー・チー氏のほか、ティン・チョー大統領らと会談しました。このなかでドゥテルテ大統領は、迫害を受けているイスラム系少数派「ロヒンギャ」が多く住むミャンマー西部のラカイン州に対して、人道支援のため30万ドル約3300万円余りを寄付することを表明しました。このほか、農業分野での協力関係を強化していくことなどで一致しました。ドゥテルテ大統領は20日深夜にミャンマーを出発し、タイ・バンコクを訪れています。

こちらも読まれています