米で90億円不正送金 北朝鮮がハッキングを計画か[2017/03/23 18:05]

 約90億円が盗まれた事件に、北朝鮮が関与した疑いがあると報じられました。

 22日付のアメリカのウォール・ストリート・ジャーナルによりますと、去年2月、ニューヨーク連邦準備銀行が管理するバングラデシュ中央銀行の口座がハッキングの被害に遭い、約90億円がフィリピンにある口座へ不正に送金されました。この事件についてアメリカの検察当局は、犯行は北朝鮮が計画し、実際のハッキングなどには中国人が関わった疑いがあるとみて捜査しているということです。検察当局はまず、中国人の立件を視野に捜査を進め、北朝鮮の関与について解明する方針です。

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