朴前大統領の逮捕状請求 検察、証拠隠滅を危惧[2017/03/27 11:49]

 韓国の国政介入事件で韓国の検察は、収賄などの疑いで朴槿恵(パク・クネ)前大統領の逮捕状を請求しました。ソウルから報告です。

 (高橋政光記者報告)
 来月から本格化する次期大統領選挙もにらみ、事情聴取から1週間を待たず、逮捕状請求が決まりました。朴前大統領は国政介入事件に関連した捜査で、収賄や職権乱用など13の容疑が持たれています。韓国の検察は先週、21時間余り事情聴取し、朴前大統領は容疑をすべて否認しました。そして、検察は27日午前11時半ごろ、証拠隠滅の恐れがあるなどとして逮捕状を請求したと発表しました。この後、ソウル中央地裁が逮捕が妥当か判断することになります。韓国で史上初めて罷免(ひめん)された大統領が逮捕されるか、結論がまもなく出ます。

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